NFTアートの副業は無理ゲー?ヌルゲー?試しにやったら玉砕しました

NFTアート副業タイトル画像
皆様、こんにちは!

副業十色 おっさんデザイナーのミノルです。

「NFTアートならば、自分でも出来そうだし、一発当たれば億万長者になれるかも?」

そう思ってAIを使ってNFTアートを作り、海外のマーケットに出品したけど「1点も売れなかった」という方はいませんか?

「海外のNFTアートが約75億円で落札された」

「日本の小学生が描いた絵が80万円で落札された」

などのニュースを見てNFTアートを始めた方もいるのではないでしょうか?


そして、こう思いませんでしたか?

「NFTアートはAIが勝手に描いてくれるからヌルゲーだな」

ちょっと待ってください。

NFTアートって、簡単なゲームように神がかったアートが描けるのでしょうか?

絵心のない素人でも簡単に稼ぐことが出来るのでしょうか?

おっさんもデザイナーだからアートに挑戦してみたよ

おっさん、今度はNFTアートで一攫千金かよ。

今回はそんな「NFTアートの副業は無理ゲーかヌルゲーか?」「NFTアートで億万長者になれるのか?」について深堀りしていきたいと思います。

※ちなみに「無理ゲー」はクリアするのが困難なゲームのこと。「ヌルゲー」は簡単すぎるゲームのことです。

本題に入る前に簡単におっさんデザイナー・ミノルの自己紹介を

おっさんデザイナーと名乗っているだけあって、本業のデザイン歴は40年以上なのでアートや写真に関してはプロです。

それに加えて副業としてネット物販やブログアフィリエイトで稼いだ実績があるので、NFTアートに興味がわき一発稼いでやるかとトライしました。
その経験から分かったことは、ネットでモノを売るにはネットマーケティングに詳しくなければそれがどんなに素晴らしいアートであっても全く売れない事があるということです。

といった経験も踏まえて、どうしたらNFTアートを副業として稼げるようになるのかをお話していきたいと思います。


それでは、いってみましょ~!
目次

そもそもNFTアートは無理ゲーかヌルゲーか?

まず、「そもそもNFTアートは無理ゲーかヌルゲーか?」という点からお話しますが、結論としては「ヌルゲー」だと思います。

今まで絵を描いたことのない人でも英文のスクリプトと呼ばれる「呪文」のような指示をAIに与えるとそれにほぼ忠実に絵を描いてくれるので、ゲームに例えると簡単なゲームと言えるでしょう。

しかし、それが副業として稼げるようになるのかはまた別の話です。

NFTアートを売買のできるマーケットに出品できたとしてもそれを買ってもらえるかどうかは簡単ではないのです。

NFTアートとの出会い

私がNFTアートを知ったきっかけは2022年春にあのLINEがNFTのサービスを始めるというニュースを見たことです。

それまでNFTは海外の出来事で日本はまだまだ先の事かなと思っていましたが、いよいよ日本でもNFTバブルが来るのではないか?と思ったのです。

そこで、AIが自動的に絵を描いてくれる海外のサービスがあるという事を知り、早速試してみることにしました。

AIが神絵を描いてくれるスマホアプリ「Dream by WOMBO」

Dreamアプリ
まず、最初に取り組んだのはAIが簡単に神絵を描いてくれる「Dream by WOMBO」というスマホアプリでした。

「Dream by WOMBO」で描いた私の作品

Dreamのアート作品
Dreamのアート作品2

「Dream by WOMBO」のメリット

このアプリには「浮世絵風」の絵が描けるモードがあるので、日本的な風景や忍者・サムライを描いてみたかった私にもピッタリでした。

あっという間にアートぽい絵が完成することに感動して、夢中でいろいろなテーマの絵を描いてみました。

「Dream by WOMBO」のデメリット

素晴らしい絵が描けるこのアプリでしたが、そもそもAIがランダムに描いた絵に著作権が発生するのか?が問題でした。

この絵をそのままNFTマーケット等で販売するのはリスクが伴うので副業には向かない事が分かりました。

Midjourney(ミッドジャーニー)

そこで、NFTマーケットでも販売が可能な画像生成AIを探したところ、SNSで話題になっていたMidjourney(ミッドジャーニー)というサービスに出会いました。

Midjourneyで描いた私の作品

ミッドジャーニー私の作品

Midjourneyのメリット

Dream by WOMBOは平面的な絵画のような表現だったのですが、このMidjourneyは平面的な表現はもちろん上の写真のように立体的なイラストや彫刻まで多彩な表現が可能になりました。

また「〇〇風の絵」にしたいと指定すると〇〇風の絵に似たタッチで描くことができます。

Midjourneyのデメリット

自分でこんな絵にしたいというイメージがある場合は、それを正解にAIに伝えなければなりません。

またAI独特のクセがあるので、そこを理解した上で指示を出すには経験が必要になります。

さらに、Midjourneyは約25回分まではお試しとして無料で画像が作れますが、それ以上描きたい場合は有料のサブスクリプションに契約する必要があります。

Midjourneyの使い方を動画で説明

Midjourneyは商用利用できる?課金方法は?

こんな凄い機能を持ったMidjourneyですが、商用利用ができるのか気になりますよね。

無料のプランは商用利用が禁止されていますが、サブスク契約すれば商用利用が可能です。

「副業で稼ぎたい、商用利用したい。だったらお金を払ってね」ということです。

Midjourneyは2つのサブスクプランがあり、私はスタンダードプランに頑張って入りました。
ベーシックプラン

月額10ドル(約1400円) 画像を生成できる回数200枚ほど DMで画像生成可能

スタンダードプラン

月額30ドル(約4200円) 画像を生成できる回数900枚ほど DMで画像生成可能
リラックスモード(枚数無制限)

海外のマーケット「Open Sea」に出品してみた

Midjourneyにはまり、書き溜めた絵も数十点になったので、それらを売りたいという思いが湧いてきました。

そこでニューヨークを拠点する世界最大手のNFTマーケットプレイス「Open Sea」に出品しました。
キャラキャラジャパン
https://opensea.io/CharaChara-JAPAN

上の画像は私が開設したページで、むかし描いたキャラクターイラストも試しに出品してみました。

このサイトは全て英語表記で出品する際には仮想通貨やウォレットという財布が必要になります。

YouTubeには出品する手順を説明しているものが数多くアップされているので参考にして下さい。

「Open Sea」で販売した結果は玉砕しました

世界最大手のNFTマーケットプレイスということで、多くのコレクターの目に止まり売れるかも。

そんな淡い期待を持って作品を出品したものの・・・結果は玉砕でした。

面白いほど全く売れないので、値段を安く設定してみましたが効果はありませんでした。

NFTアートが売れなかった原因とは?

NFTアートは、これからブームだから早く参入したほうが稼げる

と超美味しい話を聞いたのに「私のように1点も売れなかったし、稼げなかった」というのが現実のようです。

そして、その原因として考えられるのが以下の5つのようなことです。

・市場調査なしで好きな絵を売ってしまう

・マーケットに出品して満足している

・英語や仮想通貨がよく分からない

・出品の値段の設定が間違っている

・二番煎じの作品になっている

それでは一つずつその詳細をみていきましょう。

市場調査なしで好きな絵を売ってしまう

じつはNFTマーケットプレイスでは「若い人向け、マニアックなオタクな作品」が売れるという傾向があります。

ですから市場調査をしないで、単に自分の好きな絵を売っても買い手がつかない事になります。

NFTアートを作る前に売れている作品はどのようなものなのかリサーチする必要があるでしょう。

マーケットに出品して満足している

私の場合もこれに当てはまりましたが、出品したら終わりではなくここからが始まりだと思って下さい。

具体的にはツイッター等で作品の紹介をしたり面白い企画を考えたりする事が大切です。

というのも作品を買ってくれるコレクターは、その人のSNSを見て買うことが多いからです。

英語や仮想通貨がよく分からない

海外のサイトなので出品の説明や規約は全て英語表記。書いてある事がよく理解できない。

また、出品の際に必ず必要な仮想通貨に慣れていないし、使うのに抵抗があるという方もいるようです。

ですから、英語が苦手な方は日本のNFTマーケットで手始めに売ってみるという手もあります。

出品の値段の設定が間違っている

作品を出品する際には、自分で値段を決めなければなりませんが、最初から高い値段をつけてもよほど有名な人でないかぎり売れないと思います。

まずはそのマーケットの平均的な相場、他の人がいくら位で売っているのか調べましょう。

最初は安い値段でもだんだんファンがついてきたら、徐々に値段を上げていくことが初心者にはいいと思います。

二番煎じの作品になっている

NFTマーケットで話題になり高い値段が付いた作品は、世界で一番最初にやった作品や他にない作品です。

自分では新しいと思っていても、どこかで見たことのあるような作品は高い値段がつかないのです。

これで売れる?NFTマーケティング徹底講義

結局、出品が完了したら販促(マーケティング)を行わないと売れることは、ほぼ不可能みたいです。

そんな方には、イケハヤ氏(@IHayato)のこちらのYouTube動画がおすすめです。

市場調査をしないで売れるほどNFTは甘くないちゅうことやね。

NFTアートで儲けるには絵を描くだけでなく、戦略が必要なんだね。

NFTアートの副業はこんな人にはおすすめ

以上のような事から、NFTアートを副業にしたい人は・・・・
  • すでにアート作品を発信している人でSNS等で特定のファンがいる人
  • NFTマーケティングを学んでビジネスとして活動できる人
が成功する可能性が高い事が分かりました。

また、NFTアートを売るだけではなくNFTアートに関する情報をブログ等で発信して報酬を得ることも可能です。

まとめ

NFTアートは作るのはヌルゲーだったけど、売るのは無理ゲーだった。

AIが作るアートはメチャメチャ面白いのでハマったが、それで稼ぐのは大変なのでもうやらない。

NFTアートは世の中に出たばかりのものなので、まだまだ未知数なところが多いです。

今後NFTアートを現金化する方法やノウハウが出てきたら、再度挑戦するかもしれませんが。

以上、おっさんデザイナー・ミノルでした。

記事の内容や副業の事がわからない!という方は私にサクッと気軽に相談してみてください♪
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

デザイナーの仕事しながら副業に挑戦しているミノルです。
このブログでは副業の体験や情報を多くの人にお伝えしています。

コメント

コメントする

目次